最終更新日:2022年8月15日
もはや数ヶ月前になるかな? この本を読んだのね。
これを読んで、一匹狼少年について結構根底から考え方変えた方がいいかなと感じた次第です。
一匹狼少年に関してはWiki含めて手直しがたくさんあるのでまだ語れませんが、それとも通じるかなと思うことをちょっと語ります。
あ、その前に……。
色々とHPも見づらかったりSEO的にどうなのというところがあったりで、わたわたしています。
ていうか、見ている人がいるのかすら正直わからないので、暗中模索感満載ですが……。
HPが“ばっちり!”状態になるまでには時間かかりそうですが、お付き合いくださると嬉しいです……!
あと、数年放置していたブクログも再開しました。
正直上記本の内容もう忘れてるんだけど……w それでも、基本的なこと、そして大切なことはよくわかった気がします。
今年から、マジカミ二次創作長編小説として、アンタを親父と思えないを書き始めました。
マジカミは、一般版もある男性向けエロソシャゲです。
ただし、最近は動向が怪しいのと、ストーリーの方向性が初期と完全に異なり、ストーリーを真面目に追うと(初期のあの設定や雰囲気どこいった!?と振り回されて精神的に)かなりしんどいので、今から新しく始めるのをおすすめはしません。ストーリーは、多元宇宙ものですね。
以下、マジカミのネタバレするけど許してね。
私は、マジカミに登場する環はなびというヒロインの父親に一目惚れしました。
マジカミ1周年頃(およそ二年前ですね)プレイを始め、朝永花織というヒロインに一目惚れし、鬱っぽそうなストーリーに魅力も感じて続けていました。
しかし、徐々に鬱っぽさが吹っ飛び、さらには昨年末、別の意味で鬱になるH(なんでここで唐突に登場する主人公とメインヒロインでないキャラクターとのいちゃらぶっぽいHが……?)を盛り込んできました。げんなりして、もうメインストーリーを読むのもしんどくなった次の話で、白馬の王子様のごとく唐突に現れたのが、はなびの父親でした。堅物知的クールメガネとか、メガネ男子の王道じゃないですか。さらには心の傷負っててコミュ障入ってるとかもうえっちすぎる(えっちな設定ではない)
また、そんな父親と絡むと、いつもポーカーフェイスで冷静なはなびが、年相応の一人の女の子になっちゃうのです。なにこの父親限定ヒロイン。くっそかわいい。
そうやって話すと、どういうファザコン娘なんだという話ですが、本来はなびと父親(それと母親)は、仲がよくないです。父親は警察官僚である一方、はなびは賭博罪を犯している不良娘です。はなびがそうした“悪いこと”をするのは、多忙で自分に見向きもしない父親に構ってほしいからでした。
他詳細は、“アンタを親父と思えない”の書きたかった理由も参考にしてもらうとして……。
はなびは、どう考えてもファザコンでしょう。
この場合のファザコンは、父親からの愛情が不足している場合のものです。
しかし、父親は父親で、コミュ障ゆえにはなびとなかなか向き合えなかったようです。
本来は親子でカウンセリングでもしないと解決しがたい問題かもしれませんが、“魔の力”によって引き起こされた事件により、二人はお互いの愛情を確かめ(えっちな意味ではない)和解することができました。
その時は、お父さんと和解できてよかったなぁはなび……と思っていたのですが。
上記本を読むと、いかに父親、母親(特に母親)の影響が、子に強く影響するか実感したのです。
はなびの両親は、目に見えてはなびを虐待したわけではありません。むしろ、世間から見ればはなびを大切に育てていたでしょう。でも、はなびは不良になってしまいました。
はなびは、両親共に過干渉でした。母親ははなびに気遣いながらもべたべた依存し、父親ははなびを見ずにものを与えて放置。はなびは、そんな両親から逃げたくて、そのうちにギャンブルと出会いました。
はなびがぽろっとこぼした言葉は、(ライターもそこまで深く考えていないだろうけど)毒親を嘆きながらも、“不良な自分が悪いから”という、自分で全てを背負い込む諦めだったように感じます。一人暮らしをしないのも、結局は父親に構ってもらえず寂しい母親のために、夜遊びしても家からは出ていけないのではないでしょうか。
また、はなびが気持ちを打ち明ける相手が悪かったとしか言いようがなく、依子とオムニスがとんちんかんなこと(『親に迷惑をかけるなんて』『虐待されているわけでもないのに親を悪者扱いするなんて』という一般常識)を言うので、はなびは余計に“自分が悪い”という思い込みを払拭できず苦しかったと思います。はなびがほしかったのは、きっと何よりも肯定です。特に父親に、一人の人間として認めてほしいのです。
一方で、父親に認められ、はなびも父親を頼りになる存在だと実感すると、あれだけこじれていた親子関係が氷解し、はなびは自然に笑えるようになりました。でれすぎてもはや父親に恋をしているんじゃないかとも感じますが。
幼少期育まれなかった父親との信頼関係が築かれ、はなびに“安全基地”ができたのです。
一方で父親も、はなびの安全基地になることで、心の傷が癒えるのかな……癒えてるといいな!
安全基地の詳細は、Wikipediaが参考になると思いますん。
安全基地 – Wikipedia
わかりやすい例があったのではなびを例にしましたが、やっぱ創作においても、親という存在って大切だと痛感したのですよ。
よくエロゲでは邪魔だからと両親は消されますが、親のこともちゃんと作ってこそえっちなキャラが作れるのだなぁと……。
そんな風に改めて実感し、一匹狼少年の考え方も、それまでと揺らいでいます。
うーあー、最近全然まとまりがある文章書けない気がする!!
ちゃんと言いたいことが言えていない気がする!!
……また後日、今度は一匹狼少年に対して語りまっす。