最終更新日:2023年10月9日
◆この記事は18禁です!
このストーリーは、18禁ノベルゲームにしたい作品の“テキストだけ”先んじて公開するものです。
フリー版で公開していた範囲はそのままノベルゲームテキスト形式、そうでない追加部分は主に小説描写になっています。
帰ってきたのは、もはや九時近く。
両親とも、もう仕事に行っていた。
私は、シャワーを浴び、家にあった菓子パンを食べると、自室のベッドにもぐった。
……りく……。
帰る前に、りくの家を見てきたが、特に変哲はなかった。
いつでも、会いたいと思っていた。
なのに、今は、どうしてだろう。
会いたいと、素直に思えない。
会いたく……ないの?
この気持ちは……。
どうして……。
あかね
「……っ……」
寝よう。
一寝りすれば、落ち着くだろう。
私は、布団をかぶって、目を閉じた。