最終更新日:2023年10月7日
◆この記事は18禁です!
このストーリーは、18禁ノベルゲームにしたい作品の“テキストだけ”先んじて公開するものです。
フリー版で公開していた範囲はそのままノベルゲームテキスト形式、そうでない追加部分は主に小説描写になっています。
東仲には、A、B、Cの三つの棟が存在する。
A棟が一番大きく、B、C棟がそれの半分ほどの大きさで、A棟と平行になるように並んでいる。
クソメガネから事前に聞いている限り、セキュリティルームが存在するのは、A棟。
場所は、クソメガネも知らないらしい。
立ち入り禁止である、屋上からでしか入れない場所らしいが……。
なお、屋上へは、外の非常用階段を使ってでないと、入れない。
中からでも繋がる扉はあるが、鍵がかかっている。
鍵は職員室にあるものの、
職員室に行くには、校舎内に足を踏み入れなければならない。
セキュリティルームでセキュリティを解除しなければ、校舎内に入るだけで防犯ベルが鳴ってしまう。
そのため、外からセキュリティルームに向かうしか方法がないのだ。
ちなみに、そんなセキュリティは、教職員だけが持っているカードか何かで校門を開けると、解除されるようになっているらしい。
東仲は、根っからの底辺不良校ではないし、それの偽装や盗みまでは、さすがにできないみたいだ。
夜中、東仲を溜まり場にする場合、セキュリティは、念のため全て解除するとのこと。
例えば、今回は使わないであろう、B棟やC棟のセキュリティまでも、だ。
だから、セキュリティを再び有効にするまで、東仲学内、徘徊し放題。
しかし、あくまで、セキュリティが解除されている間だけ。
今回なら……、人妻を十分犯し終えたら、それがセキュリティを再び有効にする合図。
私たちは、それまでに、少なくとも校舎からは出ていなければならない。
クソメガネ
「……で、何やるつもりだよ?」
私たちは、B棟にいた。
私たちのクラスの教室も、この棟にある。
B棟一階の廊下の窓は、一つ鍵が壊れている。
一応鍵はかけられるものの、強く力を加えると、開いてしまうのだ。
私たちは、そこを使って侵入した。
防犯ベルの類は、確かに鳴らなかった。
クソメガネ
「……体育館には行かないのか?」
あかね
「行きたい?」
クソメガネ
「行きたくねえよ」
即答された。
女にほんと興味ないんだね……。
少し、呆れに似た感情を抱く。
東仲は、各学年四クラス。
二クラスずつ、B棟とC棟で別れている。
そして、このクラスが……。