初恋スコーチング【テキスト先行公開版】38-21b

最終更新日:2023年10月7日

◆この記事は18禁です!

このストーリーは、18禁ノベルゲームにしたい作品の“テキストだけ”先んじて公開するものです。

詳細 / 目次

フリー版で公開していた範囲はそのままノベルゲームテキスト形式、そうでない追加部分は主に小説描写になっています。


あかね
「………………あれ……」

目が覚める。
そして、はっとする。

あれ? 昨日、クソメガネを……。
っていうか、今何時?

クソメガネ
「……起きたか」

起き上がると、私服状態に戻ったクソメガネが、イスに座っていた。

リモコンを掲げると、逆方向から一瞬声が出た。テレビを観ていたらしい。
“一瞬”しか声が出なかったのは、消音から元に戻して、すぐ電源を消したため。

あかね
「わたし……」

正直、記憶が途中でない。
私もシャワーを浴びた後、今度はクソメガネを四つん這いにさせて、おもちゃを出し挿れして…………。

クソメガネ
「もうそろそろ、ここ出ないといけないんじゃないか?」

あかね
「え? あ……、そうね」

クソメガネ
「ドアの方でも見てるから。着替えろよ」

クソメガネは、テレビとは逆の方に体を向け、携帯電話を取り出した。

なんだか、クソメガネが“普通”でいることが、妙に悔しかったが……、私は、着替えることにした。