初恋スコーチング【テキスト先行公開版】37-21b

最終更新日:2023年10月7日

◆この記事は18禁です!

このストーリーは、18禁ノベルゲームにしたい作品の“テキストだけ”先んじて公開するものです。

詳細 / 目次

フリー版で公開していた範囲はそのままノベルゲームテキスト形式、そうでない追加部分は主に小説描写になっています。


あかね
「……出たよ」

クソメガネ
「ん? あぁ、おお……」

演歌番組が終わり、次の番組への繋ぎCMがやっている時、私は、クソメガネに声をかけた。

とりあえず、一応寝るわけだから、着ていた服ではちょっと窮屈。
だから、私も、バスローブを着たんだけど……。

もしかして、これってすごく危険?

クソメガネ
「……で、寝させてくれるのか?」

クソメガネは、テレビの電源を消し、背後にいた私に向き直る。
心なしか、顔が赤い。

私は、シャワールームにいる間、ずっとテレビを見ていた。
もちろん、テレビだけでなく、クソメガネも見ていた。

しかし、クソメガネは、律儀にこちらを見なかった。

まあ、ホモだし……。

そうとはわかっていても、やはり、心のどこかで気にしていたんだと思う。

あかね
「まだ……」

あかね
「というか、お尻はどう?」

クソメガネ
「……なんか、最初は、とにかく抜きたくてたまらなかったけど……」

クソメガネ
「今は、むしろ、抜くのが怖いっていうか……」

あかね
「気持ちよくて?」

クソメガネ
「何でもそっちに持ってこうとすんな、腐女子めが……」

クソメガネ
「抜いたら……、余分なもんまで、けつから出てきそうで……」

あかね
「感覚に慣れないとね」

クソメガネ
「……………………」

クソメガネは、ため息をついた。

クソメガネ
「どうすん、だよ……」

あかね
「また、抜き挿しかな……」

クソメガネ
「……お前が、やるのか?」

あかね
「うん……」

考えるより前に、答えていた。