最終更新日:2023年9月20日
◆この記事は18禁です!
このストーリーは、18禁ノベルゲームにしたい作品の“テキストだけ”先んじて公開するものです。
フリー版で公開していた範囲はそのままノベルゲームテキスト形式、そうでない追加部分は主に小説描写になっています。
店に入って、私は、すぐさま一人で行動を始めた。
ええと……。
クソメガネの今回の目的は、ディルドとローション。
あまり、その近くにいないようにするには……。
あかね
「……ぅゎぉ……」
コスプレ系のコーナーに足を踏み入れた。
今さら、店内に広がる、普通のお店と異なる空気を把握する。
入ってすぐの時は、とりあえずあの人と距離を置こうと思って、感じなかったが……。
全体的に、ピンクを基調とした店。
そんなの、スイーツ屋とか、女性向けのファンシーショップだって、ピンクを基調とした店は多い。
なのに……、全く違う“ピンク”に思えた。
衣装がたくさん置いてあるこの場所も、普通の洋服とは別物ばかり。
原色……というのだろうか。
色は、派手で、凝っていない色。
それでいて、やたらカラフル。
セーラー服。ナース服。メイド服。
どれも、サイズが小さいわけでもないのに、スカート丈がとんでもなく短かったり、胸元が開いてわきも丸見えであったりと、露出が激しい。
パンチラなど気にしていられない服たちだ。それゆえに、安くはあるが……。
高いものも売っている。
高いと、露出度は、普通のその服とほとんど変わらない。
しかし、高いものは……、“女王様”の服が多い。
あとは、ゴム……? ラバー……。
あかね
「…………?」
“♂用すく水”
……♂用?
パッケージには、どう見ても、女子用のワンピースタイプの水着が描かれているのだが。
というか、水着に限らず、男用ということを示唆する、女性の服がたくさん売っている。
そうか……。着るのか……。
こういうのをクソメガネに買わせても、面白いかもしれないな。
吉原たかしは、何が好きだろうか。
ポリスとか好きかな。
だったら、クソメガネにミニスカ婦警の格好をさせるのもいい。
ランジェリーも売っている。
このパンツ、股の部分何もない。
こっちは、どう見ても、女児用……。
“女の子のおしっこパフューム付き!”
“クロッチに振りかけてシミを作っちゃえ!”
………………。
普段目にしない商品ばかり。
見ていると、楽しくもあるが……。
それ以上に、気持ちが悪くなった。