初恋スコーチング【テキスト先行公開版】27-21b

最終更新日:2023年9月20日

◆この記事は18禁です!

このストーリーは、18禁ノベルゲームにしたい作品の“テキストだけ”先んじて公開するものです。

詳細 / 目次

フリー版で公開していた範囲はそのままノベルゲームテキスト形式、そうでない追加部分は主に小説描写になっています。


クソメガネ
「……あのさあ」

目の前の建物は、ピンク色をしている。やけに目立つ建物。

クソメガネ
「どういうつもりだよ?」

あかね
「今からあなたにミッションを与えます」

あかね
「報酬は、この写真の削除」

クソメガネ
「ばかやろう、外でその画面見せんじゃねえ」

あかね
「ディルドと、ローションを買ってきてください」

クソメガネ
「………………」

あかね
「なお、買ったものを使用するのはあなたで、拒否権はございません」

クソメガネ
「…………くっそ、そういうことかよ……」

あかね
「お金は、三千円あげますが、それを超えても構いません。ただし、私があげられるのは、三千円のみです」

クソメガネ
「金持ってこいとは言われなかったから、俺は金持ってねえぞ……」

あかね
「では、三千円で間に合わせてください」

私は、財布から三枚千円札を取り出して、クソメガネに渡す。

ネットで調べたところ、安いものなら、どちらも千円もしない。
だから、十分買えるはずだ。

あかね
「よくわからなければ、店員さんに聞いてもいいよ?」

あかね
「店内では、私、一切口利かないからね」

クソメガネ
「……買ったら、写真は削除するのか?」

あかね
「そうだね。ちゃんとディルドもローションも買えたら、一枚消してあげる」

あかね
「面白いアイテムだったら、追加で消してあげてもいいよ?」

クソメガネ
「……くそっ、わーったよ……!」

あかね
「楽しみにしてるねぇ」