最終更新日:2023年6月29日
◆この記事は18禁です!
このストーリーは、18禁ノベルゲームにしたい作品の“テキストだけ”先んじて公開するものです。
フリー版で公開していた範囲はそのままノベルゲームテキスト形式、そうでない追加部分は主に小説描写になっています。
三連休明けの放課後。
私のクラスも、進路面談をすることになった。
りくには、遅くなるから先に帰っていいよと言ったのだが、前に私が待ったせいだろう。
待っていると言われてしまった。
図書室にいるから、終わったらメールしてとのこと。
◆
面談は、終わった。
りくよりずっと早かった。
自分の教室に戻り、かばんを肩にかける。
携帯電話を取り出し、りくに連絡を……。
あかね
「…………」
そういえば、借りた本、もう読んだんだった。
りくも図書室にいるのなら、迎えついでに私も行こうかな。